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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

日本人の琴線に触れる、哀愁のペループログレサウンド炸裂!SUPAYのアルバム『Señales』 

久しぶりのプログレ紹介記事です。
ブログで書いていないだけで、プログレアルバムはガンガン増え続けてます。
特に辺境プログレは面白いですねえ。とはいえ、それぞれの国の民族音楽が取り入れられているアルバムがある一方で、イギリスやアメリカのロックと大して変わらない音楽をやっているバンドもいます。
私が好きなのは、やはりその国、その土地のメロディが息づく音楽で、世界中のどこでも耳にするような音楽はいらないですね。

ということで、今回は南米ペルーの哀愁漂うメロディが思いっきり炸裂している素晴らしいバンドSUPAY(読めない)のアルバム『Señales』(読めない)のご紹介です。
SUPAYはスーパイっぽいです。どうやらインカの神話の死の神みたいです。
Señalesは信号とか印とかサインとか、そういう意味のようです。英語のSignalがそれに当たるようですね。
ちなみにペルーの公用語はスペイン語だそうです。
いやあ、色々勉強になるなあ。さすが辺境プログレ!(笑)

バンドは2000年に結成されたそうで、そろそろ20年近く活動しているベテランバンド。ですが、アルバムはまだたったの3枚。
デビュー作は2004年の『Confusion』で、その次が2007年の『El Viaje』、そして今回ご紹介するアルバムが2013年の『Señales』となっています。
地元でもどうやらカルト的な人気のバンドだそうで、要はそんなに売れてない、と(笑)
日本に来てくれれば結構人気出そうなんですけどね。日本人ってフォルクローレ大好きですしね。
アルバム入手先は、いつものようにカケレコさん。ってかカケレコさんで知ったんですけどね!!カケレコ万歳!!
『Confusion』と『El Viaje』はなかなか手に入らないですねえ。ディスクユニオンで地道に探すしかないかな…。
ちなみにiTunesでは『Señales』より1曲だけ、シングルカットされて販売中です。なんで?


海外のプログレ専門サイト等を見てみると公式ページがどうやらあったようですけど、リンク切れで閲覧は出来ませんでした。
ツイッターとフェイスブックはあったので、現地では活動しているみたいですね。リマのプログレ祭りに参加しました~みたいなことが書いてありました。
ってかそんな祭りがあるんかい!?とびっくり。かなりマイナーなお祭りっぽいな~。

さて、アルバムの中身なんですが、まるで2000年代とは思えないような70年代プログレ風味溢れるサウンドとなっていて、彼らの特色であるアンデスな雰囲気ももちろん素晴らしいのですが、何と言ってもピンク・フロイドや四人囃子を思わせる泣きのギタープレイがとにかく素晴らしいです。
泣きのギター+アンデスの哀愁!これはなかなかに強力な組み合わせです。哀愁度満点。そして全編インストというのがまた良いですね。
辺境プログレというと、どことなく垢抜けない感じの「現地人ゲレゲレボーカル」が楽しみなところでもありますけど(笑)
このバンドはインストなので、すうっと聴けます。
で、近年のプログレ新鋭というとドリームシアターの影響があるんだかなんだか知りませんが、変にメタルが入ってることが結構あったりして、少々うんざりすることもあります。
しかし、SUPAYはメタル要素無し。かといって変態的なジャズロックでもないので、じゃあ穏やかで静か~なフォークソングかというとそんなこともなく、非常に上手いバランスで民族+ロックなんです。
このさじ加減が重要ですね。
どっちかというと結構ゆっくりめの楽曲です。なのでゴリゴリにハードロックな感じはなくて、かといってシンフォ系と言えるほど仰々しくもない。しかし、南米の哀愁漂うメロディと底に秘めた”熱さ”を感じます。じわじわとくる感じですね。一発聴いて”おおすげえ!”と驚かして終わり、というような一発ネタアルバムではないです。

辺境プログレって、物珍しさで聴いてちょっとハマるんですが、結構すぐに飽きちゃったりしてその内また新しいものに出会って…というのが結構多いと思います。かくいう私がそうです(笑)
海外料理ってそうじゃないですか。最初は珍しくておいしくて旨い旨いって食べるけど、やっぱり梅干とかそばとか納豆が食いたくなるっていう、アレです。
音楽もそうですけど、自分で見つけて面白くて、人に紹介して面白がってもらうんですけど、じゃあずっと聴けるものってあるの?というと、正直なかなか無いです。
しかし、SUPAYは違います。日本人好みの哀愁の旋律が全編に漂っていて、一度ハマるとなかなか抜け出せません。ようやく長く愛聴出来る辺境プログレに出会えたかな、という気がします。
それというのも、メロディが非常に馴染みやすいからでしょうかね。だってピンクフロイドと四人囃子なんですもの(笑)
あの雰囲気がそのままペルー化したと思っていただければ、そのサウンドは容易に想像出来るかと思われます。

↓アルバム『Señales』よりタイトルトラック「Señales」。徹底してシリアスな雰囲気がたまりません。渋い!


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重い気だるいトリッキー=スティックメ~ン!!最新作『PROG NOIR』 

MARVEL SUPER HEROESの一人じゃないですよ。
X-MENのメンバーでもないですが、プロフェッサーXみたいな頭してるベース弾きはいます(失礼)。
あと、ヒゲ面だからってSCATMANと間違えないように。

↓松山千春。
img_01.jpg

さて、怒られちゃうのでこの辺にしておいて。


スティック・メンは、ご存知、現クリムゾンメンバーのトニー・レビンとパット・マステロットのバンド。そこにもう一人、初期はMichael Bernier(マイケル・ベルニエ)がもう一人のスティック奏者として参加していました。
現在はメンバーが変わって、やはりスティック奏者のマーカス・ロイターが参加してます。
マイケル・ベルニエもマーカス・ロイターも知らなかったんですけど、どちらもスティックベース奏者として有名らしいです。
ベルニエの方はリッチー・デカルロというこれまた超絶ドラマーの人とデュオでアルバムを出してました。知らんかった…。
最近、パーシー・ジョーンズとリッチー・デカルロの参加してるアルバムを買ったばっかだったんで、なんか色々繋がっていって面白いですね。

で、最新作の『Prog Noir』をやっと買いました。スティックメンのアルバムを買うのはこれで二枚目。
一枚目は東京公演のデヴィッド・クロス参加のライブアルバムを買いました。あれでクリムゾンカバーをやってて、それが結構かっこよかったんで、今回も購入した、というわけです。



お聴きの通り、重い!暗い!なんか気持ち悪い!という音楽(笑)
もちろん、万人にはオススメできませんねえ。現行クリムゾンが好きならすんなり聴けると思いますけど。
テンポの早い楽曲は1つもなくて、全編こんな調子なので、重々しいベースの音が好きになれないと飽きちゃうかも。
唯一、4曲目の「Schattenhaft」がちょっとテンポが早い感じ。
時々ボーカルも入ってきますが、まああっても無くてもどっちでも、という感じ(笑)
俺はあった方が好きかな。時々でいいですけど。
それが効果的なのが3曲目の「Plutonium」。この曲、面白いですね~。いきなり「YES、ROUND ABOUT」とか言い始めたと思ったら、本当に一節を演奏し始めたり、「チャイコフスキー」って言ったと思ったら、多分それっぽい曲を演奏し始めたり。
わからなかったので調べましたらば、海外のサイトでちょこっとこれに触れてるとこがあったので頑張って英語を解読。ってかそんな大層なもんじゃなくて、曲名が出てたのでわかっただけですが(笑)
まず最初に現れるのがCarl Orff(カール・オルフ)の「Carmina Burana」だそうです。クラシックですね。クラシックは激弱なので聴いてもわからんし気づかんかったです。
次がYESの「Round About」。これは当然わかります。キーが違うのでわかりづらいかも。
で、次がチャイコフスキーの「序曲1812年」だそうです。大砲を楽器として使用している曲があるというのはどっかで聞いたことがありますが、この曲だったんですね。いや~クラシックはホント、弱いです。全然わからん。
しかし、なんでこの3曲を織り交ぜたのかはわかりません。面白いのでいいですけど。

現クリムゾンっぽいヘヴィさはあるものの、フリップ先生が鎮座しておられるというあの緊張感と張り詰めた空気感は無いですね。結構リラックスしてるというか、のびのびやってるように聞こえます。上記の「Plutonium」のようなお遊びというか、ちょっと洒落の効いた曲もありますし。
重々しい音ではありますけど、不思議と暗さはあんまり感じないです。ついでに言うと、激しさとかイケイケなノリとかも無いです。わいわい楽しくやってる雰囲気ではなくて、真面目に遊んでる、っていうか。知的で洒落た雰囲気はありますね。
普段、こういうゆっくりめの曲ってあまり聴かなくて大体は飽きちゃうんですけど、スティック・メンは飽きないですね。
パっと聴くと全部一緒でゲレゲレベースが鳴っててドラムがポコポコ鳴ってるだけ!って感じがしてしまいますが、いやいや。じっくり聴くと段々とハマってきます。凄く変化に富んでますし、飽きさせないように色んなフレーズをプレイしてますね。
音もバッチリ良い音で仕上げていて、心地よいです。ギスギスしてない。
そこがやっぱり凄腕職人達による真摯な演奏のなせる業なんでしょうかね。

強烈で印象的なアルバムではないものの、本当は物凄いことやってるんだけどさらっとやってのけちゃってる!という大人な人たちによる、渋くて小気味良く、心地良いアルバムです。
長く愛聴出来そうです。

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あの日の絶唱地獄が再び…『J・A・シーザーリサイタル 荒野より』 

ライブの体験記事はこちら→J・A・シーザーリサイタル「荒野より」に行ってきた

ついに発売となりまして、早速購入しました。
ライブに出かけた時と同様に、このライブ盤を購入するまでの一週間、J・A・シーザー楽曲を一切聴かずに、ドス黒いモノを心に溜めに溜めておきました。

はやる気持ちを押さえつつ、ヘッドフォンを装着し音量を上げに上げ、再生。
とはいっても、最初からではありません。まずまっさきに「シュラ-肉体星座αψζ星雲」を聴きました。あの日のライブでもまず衝撃を受けた楽曲がこれで、以来聴きまくっている楽曲なので。

しかしまあ、人間、溜めに溜めるって、物凄い効果ありますね!!我慢って大事です。一気に解放された感じです。
そうそうそう!!これ!!この演奏!!!あの時の万有引力の方々の姿が思い浮かんできて、感動して泣きが入ります。
あんなかっこいいライブなら、何度でも足を運びたい。

ライブで演奏された楽曲はほぼ全て収録されていて、1日目と2日目の音源からベストを選んで収録されているものと思われます。
その日限りの楽曲ももちろん収録されていますが、榊原ゆいにゃんの歌唱曲だけなぜかカット。
ゆいにゃん所属事務所から許可が下りなかったんですかね~?プロの声優さんですしね。
それ以外はばっちり収録です。
シーザーや歌唱された女性陣のトーク部分はさすがにカットされてますけど。
あのライブは映像でも見たいよな~。特に帝子ちゃん。すっげえかわいかったなあ。
あ、もちろんシーザーあっての話ですよ、もちろん(汗)

今回は紙ジャケ二枚組みとなっていて、ブックレットは折りたたまれて入っていて、広げると大きいです。ライブ写真と歌詞がばっちり掲載されているのが嬉しい。
音質も良いですね。これまでのライブ音源と比べるとだいぶ良くなってます。クリアな音ですね。
ディスクユニオンで買ったら特典ディスクもついてきましたし、大満足。

さあ今度はいつライブがあるのかな~!!楽しみで仕方ありません。

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ONE SHOTメンバー参加のブチギレ暗黒民族音楽『Indiens d'europe』 

ONE SHOTが好き過ぎて、各メンバーが参加しているアルバムを色々探して集めてます。
これはその中の一枚。

驚くべきは、エレクトリック・ハーディ・ガーディをメインにしている点。
なんじゃその楽器は!?と思うんですが、ハーディ・ガーディはケルトミュージックなどの民族音楽でよく耳にする楽器。
ギターみたいな弦楽器ですが、ギターのボディにハンドルがついていて、これを回すとホイールが回って弦を擦り、それで音を出すという構造の楽器です。こういう構造なので、ハンドルを回し続ける限り音が持続し続けます。
私は同人音楽の祭典M3で実物を拝見したことがあります。MAYAという日本のプログレバンドの方でした。

このバンドではそれをエレキ化して、なんだかよくわからんけどすげえ!というブチギレた音を炸裂させてます。エレキヴァイオリンよりも民族っぽい音というか、ちょっと表現しづらい音です。
それを、まるでマハヴィシュヌオーケストラか!?というぐらいに弾きまくってます。

メンバーは以下。

・Thierry Bruneau(エレクトリック・ハーディ・ガーディ)
・James MacGaw(ベース)
・Daniel Jeand'heur(ドラム)

ONE SHOTのメンバー二人が参加しています。マクゴウがギターじゃなくてベース演奏してるってのも面白いです。
たった三人で演奏しているとは思えない程、物凄い手数の楽曲が次々に炸裂していきます。
ドラム叩きまくり、ハーディ・ガーディ弾きまくり、ベースは激重で不穏に這いずり回るという、とんでもねえ熱いアルバムに仕上がってます。
数あるマグマ人脈の作品の中でも、これは大熱演の大名盤といえるのではないでしょうか。
ONE SHOTが好きなら絶対押さえておきたいアルバムです。
強力にオススメします!

楽曲をちょっと聴くと、アレアに近いものがあるかも。マウロ・パガーニのEUROPA MINORみたいなメロディといえばわかりやすいでしょうかね。地中海な感じ。
ただ、明るさとか華やかさとか、ジャズっぽいお洒落な雰囲気は微塵も無いです。
もうひたすら暗黒バカスカ(笑)
最高っすね!!

↓ライブ映像。この曲はトラッドミュージックのアレンジだそうです。


↓こちらが普通の民族音楽バージョン。こっちも良いですよね~。

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プログレ界隈の訃報続く…。ジョン・ウェットン死去 

プログレ界のスターたちが、次々に亡くなっています…。
つい先日、グレッグ・レイクが亡くなったばかりなのに、今度はジョン・ウェットンまでもが…。
去る1月31日、癌による病死とのことです。結腸癌だったそうです。
享年、67歳。

ジョン・ウェットンといえば、私にとってはU.Kです。
私は、実はプログレで好きなボーカリストっていうのはあまりいないのですが、その中でもグレッグ・レイクとジョン・ウェットンは非常に好みの声質で、大好きでした。
その二人とも亡くなってしまいました…。
カール・パーマーにとっては、本当につらい報せばかり続いていますね…。

ご冥福をお祈り致します。



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モルゴーア・クァルテットの新作が出るぞー! 

プログレ野郎が狂喜乱舞した驚愕のプログレ弦楽四重奏アルバム『21世紀の精神正常者たち』『原子心母の危機』に続き、ついに第三弾が発売決定!!3月8日発売です!!

その名も

『Tributelogy』

です!

プログレ野郎なら、ここでピンとくるはず。
そう。
これはEL&P、そしてキース・エマーソンに捧げたアルバムなのです。
ジャケットももろに『Trilogy』です!おっさん四人がジャケット再現してます!!
やめれ~(笑)
ジャケはともかく、内容は期待大ですぞ!!

モルゴーアの公式サイトはこちら→モルゴーア・クァルテット公式サイト

収録曲はもう、驚愕としか言い様が無い。

収録曲
・After All Of This
・Tarkus
・Still...You Turn Me On
・Trilogy
・The Sheriff
・悪の教典#9第1印象パート1
・悪の教典#9第1印象パート2
・悪の教典#9第3印象への間奏曲~「石をとれ」のインプロヴィゼーション
・悪の教典#9第3印象

1曲目のAfter All Of Thisは、なんと来日公演でキースと共演するはずだった曲だそうです。キースの葬儀にも流れたとか…。
これは涙無しには聴けない楽曲となりそうです…。
そしてタルカスと悪の教典!これだけでもうCD容量いっぱいになっちゃうくらいじゃないですか!
いやあ、これは楽しみですねえ。
それに個人的に大好きなTrilogyとThe Sheriff!!Still...You Turn Me Onも好きな曲なので、もう俺の大好きな曲ばかり!!
って当たり前ですよね!!だってEL&Pの楽曲なんだもの!!キース・エマーソンにグレッグ・レイクにカール・パーマーなんですもの!!!どんな曲やったって嬉しいですよ!!
あああああああ……(落涙)

ものすっごく嬉しいんですけど、ものすっごく悲しくもありますよね…。だって追悼盤なんですから……。
しかも二人。キースとグレッグ…。

アルバムは、キースの命日にあわせるように3月8日が発売日です。3月10日のキースの命日には、これを聴きながら追悼しようと思います。
ってかもう一年経っちゃうんですね…。早いなあ…。



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