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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

重い気だるいトリッキー=スティックメ~ン!!最新作『PROG NOIR』 

MARVEL SUPER HEROESの一人じゃないですよ。
X-MENのメンバーでもないですが、プロフェッサーXみたいな頭してるベース弾きはいます(失礼)。
あと、ヒゲ面だからってSCATMANと間違えないように。

↓松山千春。
img_01.jpg

さて、怒られちゃうのでこの辺にしておいて。


スティック・メンは、ご存知、現クリムゾンメンバーのトニー・レビンとパット・マステロットのバンド。そこにもう一人、初期はMichael Bernier(マイケル・ベルニエ)がもう一人のスティック奏者として参加していました。
現在はメンバーが変わって、やはりスティック奏者のマーカス・ロイターが参加してます。
マイケル・ベルニエもマーカス・ロイターも知らなかったんですけど、どちらもスティックベース奏者として有名らしいです。
ベルニエの方はリッチー・デカルロというこれまた超絶ドラマーの人とデュオでアルバムを出してました。知らんかった…。
最近、パーシー・ジョーンズとリッチー・デカルロの参加してるアルバムを買ったばっかだったんで、なんか色々繋がっていって面白いですね。

で、最新作の『Prog Noir』をやっと買いました。スティックメンのアルバムを買うのはこれで二枚目。
一枚目は東京公演のデヴィッド・クロス参加のライブアルバムを買いました。あれでクリムゾンカバーをやってて、それが結構かっこよかったんで、今回も購入した、というわけです。



お聴きの通り、重い!暗い!なんか気持ち悪い!という音楽(笑)
もちろん、万人にはオススメできませんねえ。現行クリムゾンが好きならすんなり聴けると思いますけど。
テンポの早い楽曲は1つもなくて、全編こんな調子なので、重々しいベースの音が好きになれないと飽きちゃうかも。
唯一、4曲目の「Schattenhaft」がちょっとテンポが早い感じ。
時々ボーカルも入ってきますが、まああっても無くてもどっちでも、という感じ(笑)
俺はあった方が好きかな。時々でいいですけど。
それが効果的なのが3曲目の「Plutonium」。この曲、面白いですね~。いきなり「YES、ROUND ABOUT」とか言い始めたと思ったら、本当に一節を演奏し始めたり、「チャイコフスキー」って言ったと思ったら、多分それっぽい曲を演奏し始めたり。
わからなかったので調べましたらば、海外のサイトでちょこっとこれに触れてるとこがあったので頑張って英語を解読。ってかそんな大層なもんじゃなくて、曲名が出てたのでわかっただけですが(笑)
まず最初に現れるのがCarl Orff(カール・オルフ)の「Carmina Burana」だそうです。クラシックですね。クラシックは激弱なので聴いてもわからんし気づかんかったです。
次がYESの「Round About」。これは当然わかります。キーが違うのでわかりづらいかも。
で、次がチャイコフスキーの「序曲1812年」だそうです。大砲を楽器として使用している曲があるというのはどっかで聞いたことがありますが、この曲だったんですね。いや~クラシックはホント、弱いです。全然わからん。
しかし、なんでこの3曲を織り交ぜたのかはわかりません。面白いのでいいですけど。

現クリムゾンっぽいヘヴィさはあるものの、フリップ先生が鎮座しておられるというあの緊張感と張り詰めた空気感は無いですね。結構リラックスしてるというか、のびのびやってるように聞こえます。上記の「Plutonium」のようなお遊びというか、ちょっと洒落の効いた曲もありますし。
重々しい音ではありますけど、不思議と暗さはあんまり感じないです。ついでに言うと、激しさとかイケイケなノリとかも無いです。わいわい楽しくやってる雰囲気ではなくて、真面目に遊んでる、っていうか。知的で洒落た雰囲気はありますね。
普段、こういうゆっくりめの曲ってあまり聴かなくて大体は飽きちゃうんですけど、スティック・メンは飽きないですね。
パっと聴くと全部一緒でゲレゲレベースが鳴っててドラムがポコポコ鳴ってるだけ!って感じがしてしまいますが、いやいや。じっくり聴くと段々とハマってきます。凄く変化に富んでますし、飽きさせないように色んなフレーズをプレイしてますね。
音もバッチリ良い音で仕上げていて、心地よいです。ギスギスしてない。
そこがやっぱり凄腕職人達による真摯な演奏のなせる業なんでしょうかね。

強烈で印象的なアルバムではないものの、本当は物凄いことやってるんだけどさらっとやってのけちゃってる!という大人な人たちによる、渋くて小気味良く、心地良いアルバムです。
長く愛聴出来そうです。
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Category: プログレッシヴ・ロック

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あの日の絶唱地獄が再び…『J・A・シーザーリサイタル 荒野より』 

ライブの体験記事はこちら→J・A・シーザーリサイタル「荒野より」に行ってきた

ついに発売となりまして、早速購入しました。
ライブに出かけた時と同様に、このライブ盤を購入するまでの一週間、J・A・シーザー楽曲を一切聴かずに、ドス黒いモノを心に溜めに溜めておきました。

はやる気持ちを押さえつつ、ヘッドフォンを装着し音量を上げに上げ、再生。
とはいっても、最初からではありません。まずまっさきに「シュラ-肉体星座αψζ星雲」を聴きました。あの日のライブでもまず衝撃を受けた楽曲がこれで、以来聴きまくっている楽曲なので。

しかしまあ、人間、溜めに溜めるって、物凄い効果ありますね!!我慢って大事です。一気に解放された感じです。
そうそうそう!!これ!!この演奏!!!あの時の万有引力の方々の姿が思い浮かんできて、感動して泣きが入ります。
あんなかっこいいライブなら、何度でも足を運びたい。

ライブで演奏された楽曲はほぼ全て収録されていて、1日目と2日目の音源からベストを選んで収録されているものと思われます。
その日限りの楽曲ももちろん収録されていますが、榊原ゆいにゃんの歌唱曲だけなぜかカット。
ゆいにゃん所属事務所から許可が下りなかったんですかね~?プロの声優さんですしね。
それ以外はばっちり収録です。
シーザーや歌唱された女性陣のトーク部分はさすがにカットされてますけど。
あのライブは映像でも見たいよな~。特に帝子ちゃん。すっげえかわいかったなあ。
あ、もちろんシーザーあっての話ですよ、もちろん(汗)

今回は紙ジャケ二枚組みとなっていて、ブックレットは折りたたまれて入っていて、広げると大きいです。ライブ写真と歌詞がばっちり掲載されているのが嬉しい。
音質も良いですね。これまでのライブ音源と比べるとだいぶ良くなってます。クリアな音ですね。
ディスクユニオンで買ったら特典ディスクもついてきましたし、大満足。

さあ今度はいつライブがあるのかな~!!楽しみで仕方ありません。

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ONE SHOTメンバー参加のブチギレ暗黒民族音楽『Indiens d'europe』 

ONE SHOTが好き過ぎて、各メンバーが参加しているアルバムを色々探して集めてます。
これはその中の一枚。

驚くべきは、エレクトリック・ハーディ・ガーディをメインにしている点。
なんじゃその楽器は!?と思うんですが、ハーディ・ガーディはケルトミュージックなどの民族音楽でよく耳にする楽器。
ギターみたいな弦楽器ですが、ギターのボディにハンドルがついていて、これを回すとホイールが回って弦を擦り、それで音を出すという構造の楽器です。こういう構造なので、ハンドルを回し続ける限り音が持続し続けます。
私は同人音楽の祭典M3で実物を拝見したことがあります。MAYAという日本のプログレバンドの方でした。

このバンドではそれをエレキ化して、なんだかよくわからんけどすげえ!というブチギレた音を炸裂させてます。エレキヴァイオリンよりも民族っぽい音というか、ちょっと表現しづらい音です。
それを、まるでマハヴィシュヌオーケストラか!?というぐらいに弾きまくってます。

メンバーは以下。

・Thierry Bruneau(エレクトリック・ハーディ・ガーディ)
・James MacGaw(ベース)
・Daniel Jeand'heur(ドラム)

ONE SHOTのメンバー二人が参加しています。マクゴウがギターじゃなくてベース演奏してるってのも面白いです。
たった三人で演奏しているとは思えない程、物凄い手数の楽曲が次々に炸裂していきます。
ドラム叩きまくり、ハーディ・ガーディ弾きまくり、ベースは激重で不穏に這いずり回るという、とんでもねえ熱いアルバムに仕上がってます。
数あるマグマ人脈の作品の中でも、これは大熱演の大名盤といえるのではないでしょうか。
ONE SHOTが好きなら絶対押さえておきたいアルバムです。
強力にオススメします!

楽曲をちょっと聴くと、アレアに近いものがあるかも。マウロ・パガーニのEUROPA MINORみたいなメロディといえばわかりやすいでしょうかね。地中海な感じ。
ただ、明るさとか華やかさとか、ジャズっぽいお洒落な雰囲気は微塵も無いです。
もうひたすら暗黒バカスカ(笑)
最高っすね!!

↓ライブ映像。この曲はトラッドミュージックのアレンジだそうです。


↓こちらが普通の民族音楽バージョン。こっちも良いですよね~。

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プログレ界隈の訃報続く…。ジョン・ウェットン死去 

プログレ界のスターたちが、次々に亡くなっています…。
つい先日、グレッグ・レイクが亡くなったばかりなのに、今度はジョン・ウェットンまでもが…。
去る1月31日、癌による病死とのことです。結腸癌だったそうです。
享年、67歳。

ジョン・ウェットンといえば、私にとってはU.Kです。
私は、実はプログレで好きなボーカリストっていうのはあまりいないのですが、その中でもグレッグ・レイクとジョン・ウェットンは非常に好みの声質で、大好きでした。
その二人とも亡くなってしまいました…。
カール・パーマーにとっては、本当につらい報せばかり続いていますね…。

ご冥福をお祈り致します。



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モルゴーア・クァルテットの新作が出るぞー! 

プログレ野郎が狂喜乱舞した驚愕のプログレ弦楽四重奏アルバム『21世紀の精神正常者たち』『原子心母の危機』に続き、ついに第三弾が発売決定!!3月8日発売です!!

その名も

『Tributelogy』

です!

プログレ野郎なら、ここでピンとくるはず。
そう。
これはEL&P、そしてキース・エマーソンに捧げたアルバムなのです。
ジャケットももろに『Trilogy』です!おっさん四人がジャケット再現してます!!
やめれ~(笑)
ジャケはともかく、内容は期待大ですぞ!!

モルゴーアの公式サイトはこちら→モルゴーア・クァルテット公式サイト

収録曲はもう、驚愕としか言い様が無い。

収録曲
・After All Of This
・Tarkus
・Still...You Turn Me On
・Trilogy
・The Sheriff
・悪の教典#9第1印象パート1
・悪の教典#9第1印象パート2
・悪の教典#9第3印象への間奏曲~「石をとれ」のインプロヴィゼーション
・悪の教典#9第3印象

1曲目のAfter All Of Thisは、なんと来日公演でキースと共演するはずだった曲だそうです。キースの葬儀にも流れたとか…。
これは涙無しには聴けない楽曲となりそうです…。
そしてタルカスと悪の教典!これだけでもうCD容量いっぱいになっちゃうくらいじゃないですか!
いやあ、これは楽しみですねえ。
それに個人的に大好きなTrilogyとThe Sheriff!!Still...You Turn Me Onも好きな曲なので、もう俺の大好きな曲ばかり!!
って当たり前ですよね!!だってEL&Pの楽曲なんだもの!!キース・エマーソンにグレッグ・レイクにカール・パーマーなんですもの!!!どんな曲やったって嬉しいですよ!!
あああああああ……(落涙)

ものすっごく嬉しいんですけど、ものすっごく悲しくもありますよね…。だって追悼盤なんですから……。
しかも二人。キースとグレッグ…。

アルバムは、キースの命日にあわせるように3月8日が発売日です。3月10日のキースの命日には、これを聴きながら追悼しようと思います。
ってかもう一年経っちゃうんですね…。早いなあ…。



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ONE SHOTを受け継ぐハイテンション・暗黒ジャズロックバンド、ELEPHANT TOKのデビューアルバム『TOK 1』 

この前、たまたま新宿ディスクユニオンに行って見つけた一枚。2016年7月25日に、日本盤がマーキーから発売されてました。
知らんかったわ。

購入動機は、もちろん帯の文句。すっげえびっくりしたんですけど、なんとそこには「ONE SHOT解散」の文字が!!
え!?マジかよっ!!と。全然そんな情報無かったぞ…。
だからONE SHOTのボックスセット出したんですね。そういうことかい…。
ウチのブログでのボックスセット紹介記事はこちら→ONE SHOT INTEGRAL 1999/2010

そう言えば去年、ギターのジェイムス・マクゴウ(JAMES MCGAW)の病気療養のためのチャリティーCD出ましたね(アルバム名『SEVEN INDIES』)。
脳腫瘍だそうで、治療のために急遽ONE SHOTとMAGMAから離脱ということになってしまったそうで、そのためにONE SHOTも解散ということになったんでしょうかね。
う~ん、マクゴウさん、心配ですねえ…。元気な姿で、またONE SHOTが復活してくれればいいんですけど…。

さてそんな中、ドラムのダニエル・ジャンドゥール(Daniel Jeand'heur)さんが新しいバンドを結成しました。それが今回ご紹介するバンド「ELEPHANT TOK」です。
字面だけ見ると、キングクリムゾンのElephant Talkをすぐに思い浮かべますけど、全く無関係だそうです。そりゃそうだ(笑)
で、早速ワクワクしながら聴いてみると、いやこりゃまさにONE SHOT!ですが、ブラスとボーカルが入っていますので、そこは好みが分かれますかね。
不穏なベースと繰り返されるフレーズと引っ叩きドラムと、リズムが前面に出るマグマ直系のサウンドはこのバンドでも健在です。
そこにラップのようなそうでないようなボーカルと、クールで切れ味の良いブラスが加わっています。
1曲目のMammouthのイントロからしていきなり爆裂してます。ドラムのフィルインで始まったかと思いきや、不穏なベースでズールズールと引きずっていきます。ズール系だからね!
そこに、結構ファンキーなパラパッパラッ♪という短いブラスが入ります。このブラスの使い方、何となくX-LEGGED SALLYを彷彿とさせます。が、しかし、こちらはズール系暗黒ジャズロック。景気良い雰囲気とかおバカな明るさは微塵も無いです。
こういうスパっと斬れるブラスが上手くハマると、クールな雰囲気になりますね。
そして、しつこく同じフレーズが繰り返されていってリズム隊がどんどん白熱していって、ガンガンに混沌としていく様を聴くと、やっぱりズール系だなあ、と思うわけです。混沌としたサックスソロもカッコいいですね。
ボーカルの方は、DISCUSみたいな、ああいうラップっていうか、あんな感じです。

2曲目の「Introduction ghost」でもブラスのパパラパッ♪という合いの手みたいなのが効果的に入ってきます。トランペットソロとサックスソロがまたクールでかっこいい!!
ONE SHOTの時はギターソロが大活躍でしたが、こちらのバンドではブラスが大活躍です。

収録曲数は5曲。
1.Mammouth -5:40
2.Introduction ghost -7:23
3.Ghost -15:05
4.I don't look in my back -5:37
5.Thrace -7:58
という収録内容です。
1曲目5分40秒、2曲目7分23秒、3曲目15分5秒と、聴き進めるごとに段々長くなっていってますね(笑)。
で、1曲ぐらい音響系でダラ~っとした曲が入るかな~と思いきや、休むヒマなど与えてくれません!!ハイテンションで最後まで突っ走ります。なので、結構疲れるかも。
私?無限ループで聴けますよ、ええ。

マクゴウの『SEVEN INDIES』はヘヴィ・ロック寄りのボーカル楽曲が中心でしたが、こちらのELEPHANT TOKの方はアヴァンギャルド・ジャズロック系の雰囲気もありつつのズール系サウンドという感じ。即興でバカスカやるのではなくて、しっかりとした構成があるように聴こえます。楽曲の終わり方が唐突ではなくてちゃんと盛り上げて終わりますんで。

ONE SHOTファンならまず間違いなく楽しめるかと。オススメです。

↓ライブ演奏動画。この動画だとボーカルは何もエフェクトをかけてませんが、アルバムだとエフェクトがかかったボーカルで、もっとかっこいい仕上がりです。


Category: プログレッシヴ・ロック

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