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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

こんなのあったんだ…。ソウルエッジのテーマ曲PV!そしてKHANメンバーのその後は…。 

タイトル通り、かの名曲、PS版ソウルエッジのオープニングテーマ「THE EDGE OF SOUL」のプロモーション映像のご紹介です。
映像の最後には、主題歌シングルCDとPS版の追加曲を収録したKHAN SUPER SESSIONのサントラが紹介されているので、販売促進用のビデオらしいということはわかるが…こんなん一度も見たことねえぞ。

↓ウルトラ貴重な、KHANメンバーの出演しているプロモーションビデオ。またいつか復活して欲しいですねえ。


ソウルエッジが発売された当時「KHANって何者?ナムコの社内バンド?」などと思ったものですが、決してソウルエッジのために結成したバンドではありません。
調べたところ、前身バンドが「A・JYOTA」(ア・ジョッタ)といって、民謡をベースに和と洋の楽器を混在させた独特のバンドとして活動していたようです。これが1991年結成で、1992年にアルバムが2枚(『わんざくれ』と『傾』)、シングルCDが1枚(『HE GOT THE POWER』)発売されているようです。
このA・JOTTAのメンバーから数人を選出して結成されたのがKHANだった、と。KHANデビューは1996年だったのですが、ソウルエッジのサントラ(KHAN SUPER SESSION)を出して惜しくもすぐに解散してしまったようです。
なので、KHANメンバーだけのオリジナルフルアルバムは無し、ということですね。う~む、非常に残念。

で、前から気になっていたのでKHANメンバーのその後を調べてみました。
まずはボーカルのみのりさん。
西教mickieみのりという名前で、現在はゴスペル教室の先生をやったり、地元の横浜で歌っているようです。

こちらで西教さんのプロフィールを見ることが出来ます。
→http://home.catv-yokohama.ne.jp/kk/mickie/index.htm

こちらのリンク先では、ゴスペル講師として活躍している西教さんを確認出来ます。「レッスンについて」という項目をクリックすると、明るくて楽しい先生と紹介されています。
→http://chapel.atono.jp/index.html

ゴスペルレッスンを受けている人で、KHANファンだった人は一体どれくらいいるのやら…(笑)。まさかKHANのみのりだとは知らずにレッスン受けてる可能性も大いにあると思いますけど。

お次はKHANの琵琶とギター、作曲担当だった弁天丸氏。
見つけましたよ~。
本名は大木將弘さん。現在はなんとカシマの地元である千葉県にある音楽教室で、音楽を教えておられます。ひええ……こんな身近にいらっしゃったとは!!すっげえびっくりです。

こちらに、KHANメンバーであったことが記載されていました。
→http://www.music-heartstrings.jp/

うわあ~……こんな身近にいたなんて!!
まさか弁天丸だとは知らずにレッスン受けてる人がいる可能性大(笑)

お次は琴担当だった千賀さん。
全然わかりません…。KHANの前身バンド「A・JYOTA」で筝を演奏していた人は早苗局という人なんですが、おそらくこの人が千賀と名前を変えて活動していたのではないかと。
しかし、どう探してもわかりません。情報求む。

最後はドラムと和太鼓担当の希之輔氏。A・JYOTAのCDのライナーに皿田幸村さんという方が記載されていますが、恐らくこの人が希之輔氏かと。さらに海外サイトなどをいくつか見たところ、どうやら皿田泰二というお名前のようですが…わかりません。こちらも情報求む。

さて、残された音源について。
まずA・JYOTAのCDは中古で結構容易に手に入ります。

『わんざくれ』の方は、日本の古い民謡をアレンジして新たに英詞をつけて歌っているという、なかなか面白いアルバム。ディスコ・フュージョンなアレンジで「どんどんぱんぱんどんぱんぱ~ん♪」とか歌ってます。

↓アルバム『わんざくれ』より「NO WAY」。CDライナーをみると、静岡民謡のアレンジだそうですが、なんという曲かは不明。


『傾(かぶく)』の方は、日本のポップスを邦楽器+ロックなアレンジで演奏。う~ん、でもちょっと違和感が…(笑)
聞いていると、どうしても迷走してるような感じがしてしまいます。民謡ロックで行きたいのかもっとポップス寄りで行きたいのかダンスチックに行きたいのか、どうもはっきりしない音楽となってしまっている印象を受けます。

やや中途半端な音楽性だったA・JYOTAを解散して、和楽器&洋楽器混成でオリジナル楽曲を手がけることに決め、それが独特のKHANサウンドとなって結実したのでしょう。ご存知の通り、ソウルエッジでの楽曲は全てオリジナル楽曲でしたし、そこには民謡テイストはありませんでした。
ソウルエッジ主題歌「THE EDGE OF SOUL」を聞くとわかりますが、単なるロックなボーカルものではなく、そこに上手く和楽器を取り入れて、ロックでありながらも日本的なきらびやかさや太鼓の力強さが加わっていました。エンディングテーマの「OUR WAY HOME」も主題歌と合わせて名曲中の名曲となったのも、西洋的なロックの中に広くアジア地域の美意識が感じられるからだと思います。それが、多種多様な国籍を持つキャラクターが織り成すソウルエッジの物語に上手くハマったわけです。
KHANになって良い方向に行っていたと思うんですけどね。しかし残念ながら続かなかった。

KHANとして残された音源は二つ。
一つはシングルCD『THE EDGE OF SOUL』。主題歌「THE EDGE OF SOUL」とエンディングテーマ「OUR WAY HOME」を収録しています。どちらの楽曲も『SOUL EDGE ORIGINAL SOUNDTRACK KHAN SUPER SESSION』に収録されていますが、「THE EDGE OF SOUL」だけはサントラ盤とフェードアウトの時間が異なり、最後の二胡の部分が長めに収録されています。サントラ盤ではここの部分が短いので注意。

PS期を代表する1曲であろう、名曲中の名曲「OUR WAY HOME」。近年のゲーム音楽やアニソンには民族+ロック調の楽曲がよく聞かれますが、この楽曲はそのさきがけともいえるでしょう。


もう一つは『SOUL EDGE ORIGINAL SOUNDTRACK KHAN SUPER SESSION』。プレステに移植されるにあたって新たに作られた、KHANによるプレステオリジナルの楽曲を収録したアルバム。
演奏者が超のつくほど豪華なメンバーで、日本のフュージョン好きにはたまらないメンバーです。
ちょっと挙げるだけでも、是方博邦、鳴瀬喜博、青木智仁、村上秀一、熊谷徳明、島村英二、エリック宮城、中川英二郎などなど。作曲者を見ても、畑亜貴、伊藤真澄、伊藤ヨシユキ、岩崎琢が参加してます。

数あるゲーム音楽CDアルバムの中でも、ここまでスーパープレイヤーが揃っているアルバムは非常に珍しい。
さて、ここでは素晴らしい演奏を思いっきり堪能出来る2曲をご紹介。
まずは、VSソウルエッジ戦を熱いプログレで表現した、ソウルエッジ屈指の激しいバトル楽曲「Doubtful Judgement」。
是方博邦のギターが轟き、村上秀一のドラムが冴える!そしてベースは鳴瀬喜博!パーカッションは斉藤ノブ!!なんじゃこのメンバーは!!
作曲者は伊藤真澄ちゃん。真澄ちゃんのプログレ魂が炸裂してます。


もう1曲は、エリック宮城のハイノート・トランペットが炸裂する「闇に舞う風」。ベースは青木智仁!!スラップベースをバッシバシに効かせて、ハイテンションなブラスロックを展開しています。


こんな素晴らしい楽曲を展開していたのに…惜しいなあ、KHAN。
KHANがどういう経緯でソウルエッジを担当することになったのかは不明ですが、なにせ人材発掘が上手なナムコですからねえ。ナムコの人がA・JYOTAを知っていたのかもしれませんね。

蛇足。
関係ないと思いますが、ジャズロックバンドにKHANという同名のバンドがいます。メンバーはゴングでおなじみのスティーブ・ヒレッジ、ニコラス・グリーンウッド、デイヴ・スチュワート、エリック・ピーチェイ。メンバーを見ての通り、カンタベリー好きなら買いです。


ソウルエッジの方のKHANの名前の由来は不動明王を表す梵字のKHANでしょう。ジャズロックの方のKHANも同じなんでしょうかね。
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Category: プレステ、サターン期の名盤サントラ

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コメント

拍手コメントへの返信

うわ~!!
まさか弁天丸さんご本人様から拍手コメントを頂けるとは!!
記事をご覧頂いて、本当に嬉しいです!!
ありがとうございます!!

ソウルエッジ発売当時のCMで、あの「THE EDGE OF SOUL」が流れてきた時の衝撃は、今も忘れることが出来ません。
実は当時、『ソウルエッジ』はアーケードでもプレイしたことがなく、どんなゲームかは全く知らなかったんです。
でも、あのたった数秒のCMの中で流れた主題歌に突き動かされて、ゲームソフトを購入しました。そういうことは初めてでした。
もちろん、主題歌シングルも買いまして、サントラも買いました。
まさに、音楽の素晴らしさ、魅力が炸裂していたのが、ソウルエッジであったのだと思います。

その後、この記事を書くにあたってA・JYOTAのCDも購入しまして、色々と調べたのですが、おっしゃる通り、メンバーの方々の消息を調べるのは非常に難しかったです。
実は弁天丸様の本名を知ったのは、海外のゲーム音楽を紹介しているサイトだったりします。
国内のブログではKHANについてはあまり記事にする人がいなくて、それならばと取り上げた次第です。
それというのも、あの当時からずっと今でも、KHANのファンだからです。
その思いを、記事にして残しておきたかったんです。

弁天丸さんには、出来ることならもう一度、ソウルシリーズの音楽を手がけて欲しいと思っています。そしてKHANオリジナルのフルアルバムを!と願って止みません。
KHANの再結成は難しいかもしれませんが、もし実現したら泣いて喜びます!!

このような個人のブログにコメントを頂き、本当にありがとうございました!
これからも影ながら応援しておりますので、音楽活動を頑張って下さい!

カシマ #- | URL | 2015/11/22 01:36 [edit]

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