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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

フルトヴェングラーの第九を買った 

フルトヴェングラーは、だいぶ前に生誕125周年記念ということで、タモリ倶楽部で紹介されているのを見て初めて知りました。
それ以来、ちょっと気にはなっていたのですが、クラシックにはあまり興味が無かったのでずっと放置しておりました。
で、いろいろな音源があったのでitunesやアマゾンで試聴を繰り返して、やっと自分に合った音源を購入しました。

さて、本記事では、フルトヴェングラーの歴史や人物等については触れません。そんなものはどっかの誰かが徹底して研究してますので、各人で調べて下さい。俺個人としてどう感じたかを書いていこうと思います。なぜなら、ここは俺のブログだからです。

まず、初めてのフルトヴェングラーはこのアルバムを購入しました。
ベートーヴェン:交響曲第9番「合唱つき」/フルトヴェングラー、バイロイト祝祭管弦楽団
『ベートーヴェン交響曲第9番「合唱つき」』/フルトヴェングラー、バイロイト祝祭管弦楽団
録音:1951年7月29日
DELTA CLASSICS
デルタのフルトヴェングラーシリーズの第22弾。
デルタのホームページはこちら→デルタクラシックス
ホームページにはウェブショップもあり、試聴も出来ます。

デルタ盤は、色々聴いた中ではノイズもあまりなく、自分としては聴きやすかったので購入した次第です。モノラル録音で、音も結構迫力があって、低音部が大きく出ていたので。
EMIの音源の方は、凄く綺麗な音ですが、どうも迫力が無いと感じたので。俺は低音好きなので、音が悪くても評判が悪くても、低音がデカいものを選んでしまいますねえ。結局は、俺が良ければそれで良いんですから。

さて、CDの帯には「第2世代アナログ盤復刻」と、よくわからないことが書いてあります。
第2世代アナログってなに?という、そこからして素人にはわかりません。
調べたら、要は第2世代技術というヤツだそうで、レコード特有のノイズを取り除く技術のようです。これによって、極力聴きやすい音質になる、と。その代わりに、やや音が削れてしまっている、と指摘している人もいますが、実際はどうなのかわかりません。あくまで聴いた人の感想であって、デルタ公式の見解ではないので、参考程度にとどめておくことにします。
俺も最近レコードプレイヤーを買ってとあるレコード音源を録音したので、ノイズ除去ソフトAudacityを使ったことがありますが、つまりはノイズの波形パターンを識別して、それを全体に適用するってことなんでしょうかね。
確かに、これをやるとノイズの波形パターンによっては、必要な音まで削られてしまって、変な音になってしまいます。
この第2世代技術というのは、そのもっと精密な技術なんでしょうか。
ということで、このCDはアナログレコードを使用して録音したものなんですねえ。へえ、とクラシック素人はそこからして感心してしまいます。オーディオ素人でもありますけど(笑)
ロックの復刻ものだとオリジナルマスターテープからリマスターしたものがほとんどですけど、レコードから起こすのはあまりに古い音源だからなんでしょうね。そもそもマスターテープが劣化してしまっていて、状態の良いレコードから起こした方が音質良く聴けるという、そういうことなんでしょう。なにせ1951年録音ですから、今から65年も前です。
70年代のロックだとまだ40年ぐらいですし、録音技術も飛躍的に進歩していった時代ですから、いい状態で残っているものが多いのかな、と思います。だからマスターテープ音源を使用している、と、こういうわけですかね。

さて肝心の音ですが、私としては非常に聴きやすいです。ノイズが全く無いわけではないですが、気にならない程度です。
モノラル録音は昔のサントラなどで聴きなれているので、やっぱり良いですね。迫力があって。ステレオは各楽器の音が綺麗に聞こえて誠に良いものと思われていますが、いやいや、モノラルのこの渾然一体となった音の塊が迫り来る感じは、やっぱり良いもんですよ。力強くて、好きですね。
第九については、はっきりいって全然聴いたことが無かったので74分以上、みっちり最後まで通して聴いたのは、なんと生涯初です!!うわ~、生涯初の「第九全部通し聴き」がフルトヴェングラー指揮のバイロイト!!これはちょっと自慢できそうです(笑)
ぶっちゃけていいますが、私はクラシックにはさほど興味がありませんでした。
まあNHKのN響アワーとかその後継番組のクラシック番組(名前忘れた)はたまに見てて、まあたまにはいいかな、程度には聴いていましたが、作曲者がどうとか指揮者がどうとかはほとんど覚える気すらありませんでした。ただまあ毎週見ている『新・日曜美術館』の後にやるので、ちょくちょく見ているわけですから、自然とパーヴォ・ヤルヴィさんは覚えましたけど(笑)

そんなクラシックど素人の俺でも、このバイロイトの第9は有無を言わさぬ迫力に満ちていますね。だからと言ってギスギスしたやたら緊張感漲り過ぎてるおカタい演奏ではなくて、もっとこう、ド派手ですね。音のゆらぎっていうんですかね。
変に綺麗に整っている演奏じゃない。これはもうロックなんじゃないか、と。狂熱、という言葉がぴったりきます。
最後の最後、第4楽章の最後のたったの2分間の急転直下、怒涛の突っ走り具合が本当に凄いです。結構あっけなく終るので「え!?もう終わり!?」っていう感じになってしまうのが驚きです。だってもっと聴いていたいんだもの!!クラシックを聴いてこんな気持ちになったのは初めてです。

初めて最初からずっと聴いていて、まず驚いたのが冒頭部分。
ギャギャン!!とこの世の終わりみたいな、物凄いハイなかかと落としをくらったみたいな、凄まじいアタック!!アタック!!アタック!!俺は戦死!!ハイパーオーラ斬りでぶったぎられたか!?という感じです。わかりづらいですね。
なんと言うか、みんながいっせいに同時にジャジャン!とやるような、まるで一音のごとき整理整頓された綺麗なオーケストラヒットじゃあないんですね。なんかギャギャアァン!!って感じ。芸能山城組の「Symphonic Suite AKIRA」の冒頭の稲妻を音で表現するとこんな感じになるんじゃないでしょうか。
さあ落雷を喰らって黒焦げになりながらも、どんどん聴いていきましょう(笑)
次に気に入ったのは第二楽章。この冒頭から3分間ぐらいのメロディの緩急、強弱のつけ具合が凄くて、これは感動ですね。
おおっと、俺がクラシックで感動し始めてるぞ!!これは未体験ゾーンに突入したことを意味しています!!ヤバいぞ~。
最後の方でも同じフレーズが出てきて、勇壮なメロディながらも狂気を感じます。ん、いや、狂気とは違うな…。芸術のもつ凄みっていうんですかね。開いた口がふさがらないっていうか、誰だろうが黙らせるだけの気迫に満ちているというか。
それが理解出来ないぐらいに物凄い空気だからこそ、それを狂気(人は、理解出来ないと”狂ってる”という言葉で簡単に片付けます)と感じてしまうのかもしれません。
そして穏やかな第三楽章へ。ここはしばらくのタメの部分なのかなあ。長く長く、じっくりと次の第4楽章の怒涛の展開を迎えるための、用意周到な部分なんでしょうかね。
最後の25分はすっごいですね!!冒頭からいきなりキてます!!管楽器がズババババ~ン!って感じ。ティンパニもブロロロロ~!!ですね(笑)
んで、しばらく進んでいくと、エヴァンゲリオンでも確か使ってたあの合唱の部分。年末になると毎年よく聞きますね。
でも、あのよく聞く第9の、あんな整ったコーラスじゃあない。
まさに絶唱です!!酸欠で気絶するんじゃなかろうか、というぐらい凄いです!!
第9って、本当はこんなに熱狂的でぶっ飛んだ音楽だったんだ!!と、プログレ野郎にとっては大変楽しい楽曲です。
なるほど…世のプログレ野郎がやがてクラシックに行き着く理由が少しわかったぞ。つまりはこういう「ぶっ飛んでるヤツ」がクラシックにはあるってことなんだな。
美しくて優雅で…なんて言うのは素人の見識。大迫力で大人数で、音楽への激情をぶちかますのが本当のクラシックっていうもんなんだな!!
…それが正しいかどうかはさておき。
最後の約2分は怒涛のぶっちぎり全力疾走。すげえ迫力。っていうかこれって一般的にどうなんですかね?まあ賛否両論ありそうですけど、俺はこういうぶっちぎった演奏、好きですね。そしてさっと終るっていう。やたら勿体つけて長々とフィナーレやるのって、なんかダサいんですよ。その点、この演奏は良いですね。すっきり終って、ああもっと聴きたい!!って思ってしまう。上手いなあ。なるほど、奇跡の演奏とか、人類の至宝とか、まあそれは言い過ぎでしょうけど、素晴らしい演奏なのはよくわかりました。
多分、まだまだこの演奏のよさをちっとも理解してないと思うので、これからも継続して聞き込んでいくと思います。そう思わずとも、自然と聴きたくなると思います。良い演奏っていうのは、そういうもんですからね。

以上、人生初の第9がフルトヴェングラーのバイロイトの第9だったという、クラシック超ド素人のカシマがお伝えいたしました。
フルトヴェングラーの根っからのファンや研究者の人には怒られそうですけど、素人の感想はこんなもんですよ、というのがおわかりになるかと。なので、怒らないでね。
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Category: クラシック、現代音楽等

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