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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

クラリスディスク第一弾『Rom Cassette Disc In JALECO』 

われらがクラリスディスクさんの5周年を記念しまして、今回からクラリスディスクレーベル全作品を1つずつご紹介していこうと思います。
第一弾はジャレコ!!
これが発売された時は期待と不安でいっぱいでしたね。
おいおい、こんなん出してこの会社大丈夫!?と思ったのが正直な所。
こういうマイナーレーベルは数作出してすぐに消えてしまって、アルバムがプレミア化するというのが今までの流れだったんですが、クラリスさんはこの流れを大きく変えました。現在まで大活躍中ですし、安心のクラリスクオリティを確立するまでになったのはご承知の通り。こういうレーベルはゲーム音楽界では非常に珍しいです。

さて、収録タイトルは以下。このラインナップもまた凄かった!あ~当時やったやった!という名作タイトルが大集合です!
・シティコネクション
・ザ・ロード・オブ・キング
・フォーメーションZ
・フィールドコンバット
・忍者くん
・忍者じゃじゃ丸くん
・じゃじゃ丸の大冒険
・西遊記ワールド
・燃えろプロ野球
・エスパ冒険隊 魔王の砦
・妖怪倶楽部
・バイオ戦士DAN
・マジック・ジョン
・プラズマ・ボール
・アーガス

収録タイトルのセレクトがまた上手い!名曲揃い&記憶を呼び覚ます楽曲揃い!
「あ~なんだっけこれ!?確かやったな~」と思いながら聴くと
「あ~コレコレ!!そうそうこの音楽!やったやった!!」
という思い出ピタリなセレクト!ファミコン世代ならどれか1タイトルぐらいはそういうのがあるはず。
筆者にとってはそれは『ザ・ロード・オブ・キング』でした。
タイトルはあやふやだったのですが、ゲーム画面を見て「あれ?コレってあのソフトかな…?」と思って聴いた瞬間
「あ~!!」
となりました。
小学生時代、友達に借りてプレイしたソフト、まさにアレでした。
当時としては非常に大きなキャラクターで、斧をぶんまわして進んでいくゲームという、ファミコンでは結構珍しいものだったのでよく覚えています。
また、ステージの合間に入る妖精「キューティ」の絵がファミコンにしてはとってもかわいらしかった。アニメ調の絵でかわいらしいのって、ファミコンではなかなか無かったんですよ。あの『ファイアーエムブレム』だって初期は結構変な顔してますからね(笑)ナバールがSFC版であんなに美形になって驚きましたよ。

ドット絵美少女ランクでも上位にくるであろう、キューティ。最後は主人公と仲良く結ばれます。決して悲劇では終わらない。それが80年代テイスト。
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音楽の方は超ド級のかっこよさ。哀愁の漂い方は天下一品。聴くと泣きます(笑)
クラリスさんのブログでも『ザ・ロード・オブ・キング』推しでしたね。CDを作るきっかけになった、とも書かれていました。

名作揃いで鮮烈なデビューを飾ったクラリスさんですが、音質の方はというと今とはちょっと違っていました。
レトロゲーのサントラは基本的に基盤や実機収録が主流で、クラリスさんも今はその流れになっています。過去のサントラのデジタルリマスターというのはほとんど見かけません。FFとロマサガは出ましたけど。
『Rom Cassette Disc In JALECO』に収録されている音源は、ファミコン音源そのままではあるのですが、若干加工してあります。ノイズ対策というのもあったのかもしれませんが、ちょこっとエフェクト処理がしてあって、テレビ画面から流れてきた「あの音」とはちょっと違って聞こえます。やや艶のある音、というんですかね。
これは、ゲーム音楽を「音楽作品」として捉えてリリースした結果なんだと思います。つまり、単なる記録集としてのゲームサントラではなくて、「聞かせる」作品に仕上げようと試みたんだろうと。懐かしいサウンドがちょっと大人な音質になって帰ってきた、といったところでしょうか。
CDの限界である99トラックを使って目いっぱい詰め込み、1ループ&ノンストップで次々に楽しい音楽が現れる。こういう作り方って、つまりはDJ MIXのようなものですよね。好きな作品を選んで、それを果てしなくつなぎ合わせてグルーヴを作る、っていう。
初期はそのようなサントラ作りで、だからかジャケもレトロながらもお洒落な雰囲気にして、ブックレットもカラフルでキャラクターをふんだんに使っている。要はニッチな人向けじゃなくて、もっと広く一般の人にもゲーム音楽の面白さに気づいて欲しい、というメッセージの表れだったんじゃないか、と思います。これは今でも変わらぬ素晴らしさです。

しかしながら、当然、マニアな人も食いつきますから、色々と文句も出ました。
なぜに1ループ?2ループが基本だろ、とか。
音質がなんか変、とか。
全部トラックわけしろ、とか。
あの作品がないこの作品がない、とか。これはまあ単なるわがままですからいいとして。
そういうの、気になる人はとことん気になりますからねえ。さらに未収録なんてあったら激怒しますよね(笑)
私はと言うと、こういう仕様でも全然気になりませんでした。むしろジャレコにスポットを当てて、こんなにカラフルで楽しいサントラに仕上げてくれた、という所を大いに評価していました。発売日が楽しみで仕方なかったですね。
今まで、こういうレトロゲーのサントラって殺風景だったんですよ。ライナーも全然無いし、作曲者も全然わからなかったりして。ポップでお洒落でかわいい感じなんて全然無くて。見た目にもこだわってくれた所が非常に嬉しかった。作品を大切に、楽しく扱ってくれてるんだなあ、というのが伝わってきますよね。

実は2007年に『燃えろ!!ジャレコAudio Collection』というCDが他社からひっそりと発売されていました。
こちらにもエクセリオン、フォーメーションZ、フィールドコンバット、シティコネクション、アーガス、ジャじゃ丸の大冒険、燃えろプロ野球など、クラリスさんのサントラとかぶる懐かしいタイトルが収録されていました。しかし、話題にもなりませんでした。
ですから、『Romcassette Disc In JALECO』でクラリスさんが話題になったのも、ジャレコの作品を取り上げたから注目された、というわけではないんですよね。クラリスさんのレトロゲーム愛に満ちたデザインと、多くの人にゲーム音楽を楽しんでもらいたいということで、よりたくさんの魅力的なタイトルを収録したからこそ、なんじゃないかなと。
ファミコン世代よりももっと後の時代に生まれた人も視野に入れたのが大きかったんでしょう。単なるオッサンホイホイだったら、ネットショップ限定100枚とかになって、いずれ消えていたと思います。
また、Rom Cassette TVやイベントの開催など、地道な努力が今のクラリスさんを支えているんだと思います。
というわけで、クラリス10周年を目指して、これからも当ブログはクラリスさんを大プッシュしていきたいと思います。

クラリスさん5周年の年である2016年が終わるまでに、全作品レビューを目指して頑張りたいと思います。

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Category: クラリスディスク

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