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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

イトケン炸裂!『SaGa SCARLET GRACE ORIGINAL SOUNDTRACK』 

イトケンっていったらロマサガですよね。ロマサガっていったらバトル曲ですよね!?異論は認めませんよ。

バトルです。

あのひらめくストリングスと熱いメロディと怒涛のドラムの応酬が帰ってきた!!
前回『インペリアル・サ・ガ』は、ま~とにかく不完全燃焼で「あ~違う違う!こうじゃねえ!!」と身もだえしながら聞いていたんですけど、今回は爆発!!われらがイトケンの熱いロマンシング魂炸裂!!
いやあ~、やっぱりイトケンバトルはこうじゃないと!という楽曲に仕上がっています。
それというのも、『インペリアル・サ・ガ』では確かにイトケンが作曲していてイトケンメロディであることは間違いないんですけど、アレンジまで手がけていたのはホンの数曲だったからなんです。
成田勤、上倉紀行、弘田佳孝、亀岡夏海が手がけていて、イトケンがアレンジまでやっているバトル曲はなんとたった1曲(激戦~Adel)という体たらく。他には「時代を継ぐもの」「皇位継承」をアレンジまでやっているので、純正イトケン楽曲は3曲だけ。
なので、な~~~~んか違う!これじゃない!という思いが強くて。聞いててはがゆくてレビューすらしてなかった。

が!!
今回はだいぶ違います!
プロデューサーの河津さん渾身の一作であり、音楽のダメ出しもバシバシやってくれたそうなので、ちゃんとイトケン節が生かされたアレンジになっています。もちろん、全曲ではないですが、イトケンがアレンジまでしっかりと手がけた楽曲もたくさんある!!
メンバーは『インペリアル・サ・ガ』と同じく、アレンジに成田勤、上倉紀行、弘田佳孝、亀岡夏海に加えて、ベテラン山下康介が参加。山下さんは信長の野望シリーズでお馴染みの作曲家ですね。
んで、まあ気になるバトル楽曲なんですが。
ほとんど全て、満足のいく仕上がりでした。ほとんど全て。
数曲、納得のいかない楽曲があるので、それについて言わせてもらいたい。俺のブログなんで言わせてもらいます。
うるさいですよ~。マニヤのざれごとですからね~。
ちなみに、ゲームはプレイしてません。
なんていう邪道な聞き方を…と思われるでしょうけど、仕方ありません。だってゲーム音楽が好きなんですから。もはやゲームそのものはどうでもいい…とまではいきませんけどね。
それに、音楽が素晴らしいと「どんなゲームなんだろう!?」っていう期待が高まって、結局あとでプレイしますからね。先に音楽だけ聞くのもアりだと、私は思います。

さて、まずはCD一枚目の「冥魔・堕されしものども」。
これ、序盤はシンセがメロディを演奏するんですけど、このシンセ音がショボい。ドラマを感じられません。ってか、この楽曲まで捨て曲なしで突っ走って「おお~これこれ!」なんて嬉しく思ってただけに、この曲がきた時には正直、ガクっとなりました。
なんじゃこの音は…。
他にもシンセがメインを演奏する楽曲はありますけど、どれもイトケン節に合った音色で文句無しなんですよ。なんでこの曲だけこうなった…?
その後にギターソロが入ってきたりするのはいいんですけど、な~んか忙しない楽曲ですね。これがゲーム中にずっと流れるってのはちょっとなあ。ゲームやってる時はこういう忙しない楽曲でも気にならないでしょうけど、音楽として聴くとちょっと…。

それと、巷では評判高いファイアブリンガー組曲1,2,3。
私、これは無いと思います。ハッキリいってダメです。
せっかくのイトケン楽曲なんですけど、サガらしさを感じないというか。なんか別のゲームでかかってても違和感無いんじゃないの?というような出来で、聞いててはがゆいです。
具体的にいうと、まず「火を与えるもの~ファイアブリンガー組曲1」。アレンジは成田勤さん。
前奏はいいんです。ジャカジャカいうアコギとヴァイオリンが美しいですよね。
でもこの世界観で始まって、なんでそこからダサいエレキギターソロが出てくるんだか…。これはいただけません。ゲームでバトルに夢中になってるとわからないかもしれませんけど。
例えばイトケンアレンジの「血の滾り~タリアバトル」と聞き比べてもらうとわかりますが、イトケンアレンジ楽曲では、必ずしもエレキギターソロが出てくるわけではない。前奏のピアノからヴァイオリンによるメロディが演奏されて、その雰囲気のまま突っ走ってますよね。ギターはバックに徹している。
ギターを入れるな、と言ってるわけじゃありません。例えば「罪を背負う者 ~ バルマンテバトル」では前奏はドラムのドコドコしたリズムとピアノで期待を高めておいて、メロディでギターが炸裂する、という作り方をしています。この場合、このギターソロを中心に展開していくので、ギターこそが主役なわけです。
ところが、「火を与えるもの~ファイアブリンガー組曲1」のギターソロは邪魔でしかない。ヴァイオリンがかなり印象的なメロディを奏でていて、そこからさらにヴァイオリンが飛翔してこのヴァイオリンを軸に展開していけばもっと良かったんじゃないかな、と。
急にギターがメインにとって変わっちゃうと、どうにも無理矢理感があります。ギターが横から邪魔しにきたみたいな印象です。これはダメですね。

お次は「火で惑わす者 ~ ファイアブリンガー組曲2」。アレンジは弘田佳孝さん。
これはもうイトケン楽曲から離れちゃって、弘田さんの楽曲になってますね。ベースの不穏な空気感がもう弘田さんです。なので、いただけない。サガにイトケン節は必要でも、弘田節は必要ありません。
同じ理由で「破壊の響き ~ 大冥魔」もいただけません。

次は「火を産みし者 ~ ファイアブリンガー組曲3」。こちらも成田勤さん。
前奏こそ、サガのラストバトル的なジャジャ~~ンって感じの始まりですが、いまいち盛り上がりに欠けますねえ。メロディだけ聞いていると通常戦闘曲ぐらいの迫力で、それをアレンジしてなんとかラスボス感を出してるような雰囲気です。う~ん、昔のサガシリーズはもっと派手で物々しかったぞ。
で、ここでも空気の読めないギターソロ。だからやめろ!と言いたくなります。なんでギターソロ入れたがるんですかね。そこのところがわからん。

というわけで、私的にはファイアブリンガー組曲はもうちょっとなんとかして欲しかったですね。
無茶かもしれませんが、出来ることなら全曲イトケンにアレンジまでやって欲しかった、というのが正直な所。あるいは別のアレンジャーに頼んでいれば、もっと違っていたはず。

今回のサントラで「お~これぞイトケン!!」と思ったのは、やっぱりイトケンがアレンジまでてがけた楽曲ばかりでした。
サントラを買って即行で再生した「花びらを踏みしめて ~ ウルピナバトル」を聞いて
「これはもう今回はオッケーだろ!!」
と、ガシっとハートを鷲づかみにされました。
そしてお次に燃え上がる「翔遼乱承! ~ レオナルド・バトル」!!
このシンセの音は正解です。ちょっと切れ味鋭いこの音。これぐらいのシンセ音ならバッチリ合いますね。新たなイトケンバトルの名曲の誕生です!
それと「星神・守護者たち」。
このダサさギリギリの危うい楽曲!これぞイトケンのサガバトル!!
いや、褒めてますよ?
トランペットソロあり、ヴァイオリンソロあり、ギターソロありと、メイン楽器がくるくる変わっていくというカラフルな楽曲です。それぞれ、十分な見せ場を設けて印象的なメロディを奏でていますし、繋ぎ方が滑らかなのでこれは横から邪魔してるような雰囲気にはなっていません。
サガでバトルっていったらこれだろ!?というような集大成の楽曲と言えるでしょう。

なんか文句が多いレビューなような気が…。それも愛ゆえです。それだけ、イトケン楽曲が大好きってことで。
バトル曲にしか触れてませんが、ボーカル曲「胸に刻んで」ももちろん良かったですよ。ボーカル曲といってもポップスな雰囲気じゃなくて、クラシックのオペラみたいな、荘厳な感じです。やっぱりこういう曲じゃないと、サガシリーズには合わないですね。ポップソングじゃいかんです。それはFFでやって下さい。

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