『ARMORED CORE REPRISES』
今回に関して言えば、ダウンロードか、CDなどの実物か、どちらを取るのか。
私の答えは簡単。
CDなどの実物をとる。何故なら手で触れられるからだ。手で触れられるということは手入れが出来る。極めて単純な理由である。また、商品を買ったという実感が湧く。よって愛着も湧く。
私は基本的に買ったものは売らない。特に音楽の場合はそうだ。よほど気に入らなくて頭にきて、もう二度と聞きたくなくなり、商品を見ることすら嫌気がさした場合でない限りは手放さない。
今回のアルバムはフロムソフトウェアのサウンドチームFREQUANCYによるアレンジアルバム。新たにFROM SOUND RECORDSというフロムソフトウェア独自のレーベルを発足させて発売された、その第一弾アルバムである。
フロムソフトウェアの楽曲はどれも質が高く、評価も良い。今後もこのFROM SOUND RECORDSから良質の音楽を我々に届けてくれることを楽しみにしている。
気になるのは、今後もAmazon限定発売になるのかどうか。
今回のアルバムは、ダウンロード版の方がリリースが早かった。CD版は予約を一切受け付けておらず、発売日から注文受付する状態であった。
今後もこのような形で販売するのかどうか。情報が待たれるところである。
こうして独自のレーベルを発足させた一方で、来年発売されるアーマードコア5のサントラは別レーベルから販売されることになっている。
フロムソフトウェア社のゲームサントラの全てをこの独自レーベルで展開していく、ということではなさそうだ。ではFROM SOUND RECORDSから出すアルバムは、FREQUANCY名義のアルバムのみになるのだろうか。やはり情報が待たれる。
今回のアルバムで、私が最も楽しみだった楽曲は「9」のアレンジ。期待以上に良かった。原曲は約1分半程度でループする楽曲だったが、今回はしっかりと1つの楽曲として捉えられており、フェードアウトせずにきっちりと終わる。
その他の楽曲についてもアーマードコアファンなら期待を裏切らない出来だろう。ただ、初期アーマードコア(1、PB、MOA)からの楽曲が「9」しかないのは少々残念ではある。
NEXUS、3、FF、LR、4、FA からの楽曲と最新作の5から2曲を先行収録。さらにFREQUANCYのオリジナル楽曲(星野康太作曲)が1曲収録された、全15曲。
今回はアーマードコアアレンジアルバムということで、デジタルなビートと生のロックバンドサウンドが楽しめた。今後はアーマードコアに限らず、『義経英雄伝』『御伽』『メタルウルフカオス』などの作品も是非視野に入れてもらいたい。
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