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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

吸血姫 美夕 音楽編 

OVA版オリジナルサントラ。美夕役は渡辺菜生子、ラヴァ役は塩沢兼人という鉄壁の配役。とか書いてて美夕は全く見たことありません。なんじゃそりゃ(笑)
まあ見てみたい気はしますが。垣野内成美の絵は大変綺麗で昔から大好きですがね。

さて、音楽の方はというと川井憲次が担当。しかし多作だなあこいつは。しかも良いものが多い。アヴァロンとか攻殻機動隊とか紅い眼鏡、ケルベロス、それに科捜研の女等々…。
自分が好きなのはちょっと安っぽいようなドラマの劇伴作曲家としての川井憲次なので、この美夕のサントラは自分にはぴったりなサウンドでした。
冒頭の二時間ドラマみたいなピアノとシンセっぽい音のちょっと哀しげな音楽「オープニングテーマ」から始まり、続く「女霊媒師・一三子」でのミステリアスな曲調ながらもベース、ドラム、パーカッションを用いたバンドサウンド的な仕上げ方とか、「ラヴァのテーマ」のなんかようわからん中近東っぽいメロディなのにやっぱりちょっと切ないメロディになっていくところとか、かなーり好みです。
で、どれもかなりしっかりとしたメロディがあって、下手するとダサくなってしまいそうな危うい路線が素晴らしい。いや、所々ちょっとダサいな(笑)でもそんなところが愛すべき川井憲次。
私にとっては、永遠のB級劇伴作曲家でいて欲しかったんですが、なんだか随分偉大な人になってしまわれたようで…。世間的な評価は凄く高いし。押井守もそうだけど。
自分は、川井憲次最高傑作は『紅い眼鏡』と『ケルベロス』なので、ああいう路線が大好き。

今回の『美夕』では、大作映画のような派手な音楽はなくて、テレビドラマで培った、邪魔にならないさらりと聴けてしまう地味な楽曲がツボ。それでメロディがしっかりあるのでじっくり聴き込んでみても楽しめるという、まさに川井マジックがバシバシ炸裂してます。
『桂のテーマ』はピアノ楽曲ですが、ことさら美しさを押し出したような楽曲ではなく、やはり素朴でシンプルなメロディが良いですね。なんかエロゲーの曲みたいだ(笑)
「美少女・爛佳」はちょっとB級くさい(笑)。かなりウソくさい能みたいな楽曲。ちょっと安っぽいけどこれが憲ちゃんならではの持ち味。
「闇の中の炎」がちょっとプログレっぽい感じ。不安を掻き立てるようなメロディと性急なリズムがまさにB級。
その発展形が「神魔レムレス」。中近東っぽい変なメロディが良い感じに気色悪くて良いですね。
「終結の時」なんかもうまさに大団円!切ないような哀しいような不思議なメロディがきっと美夕の神秘的な部分を表しているんでしょうね。美夕がどんなキャラクターかさっぱり知りませんが。でも名曲だということぐらいわかります。
さあ「エンディングテーマ」はしっとりピアノで物悲しく決めるのかしら、と聴いてみると、さすが憲ちゃん、そんな終わり方はしません。そう、主題歌「吸血姫 美夕」のインストアレンジ!心得てますなあ。しかもなかなかノリいいです。キーボード、ピアノ、ベース、ドラムのバンドサウンドなアレンジで最後まで攻めてきます。やっぱり地味ですが良いアレンジ。
で、極めつけが美夕役の渡辺菜生子によるボーカル曲「吸血姫 美夕」。
え?この世界観でこの歌?と思わず笑いが。いや、これは嬉しさからくる笑いです。
まるで歌謡曲(笑)。でもこの歌めっちゃくちゃ好きです。何億回聴いても飽きませんね、これは。憲ちゃんのボーカルものって結構珍しいんじゃないですかね。自分が知らないだけか(笑)しかし危ういなあ、危うい。ホント一歩間違えるとダッサダサなイモアイドル曲に成り下がってしまいそうな危うさがあります。そこの攻守の具合が絶妙です。やっぱ憲ちゃん天才かも。

自分にとっては、憲ちゃんってこういうメジャー過ぎないやや隠れた作品に好きな作品が多いですね。有名どころになるとどうも…。川井憲次のB級くささが好きなんで。
うーん、でもこの感覚はほとんどの人にはわからないだろうなあ。
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Category: 音楽

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