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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

ゲーム音楽メタルアレンジアルバムが、なんとアバロンレーベルから発売!その名も『TV GAME METAL』 

ついにアバロンレーベルからこういうアルバムが出てしまいました!
海外でゲームやアニメをメタルアレンジしている本格派メタルアレンジバンド「POWERGLOVE」の日本デビューアルバムがこの『TV GAME METAL』です。
ゲーム音楽を知らずとも、メロスピ、プログレメタル系が好きなら結構楽しめると思います。
このアルバムは彼らの過去作から日本人にも馴染み深い楽曲を選曲した日本独自の企画盤だそうで、なるほど収録曲はどれもゲーム音楽好きならまず間違いなく知っている曲ばかり。
FF4のバトル曲を中心としたメドレーアレンジに始まり、FF6の人気バトル楽曲「DECISIVE BATTLE」、ロックマンXの「STORM EAGLEED STAGE」(あんまり馴染み深くないかも)、FF7からは「FIGHT ON!」と「BIRTH OF GOD」、元々がメタルなギルティギアXから「HOLY ORDERS(BE JUST OR BE DEAD)」、ドラキュラからは名曲「BEGINNING」と「BLOODY TEARS」の2曲を混合して1曲に仕上げたアレンジ、そして最後にはもはやメタルアレンジでは定番の楽曲であるロックマン2の「DR.WILY STAGE 1」と、なんとも定番揃いの楽曲ばかり。
こういう内容ですから意外性は全く無いのですが、数多く存在するゲーム音楽メタルアレンジモノの中でもこの「POWERGLOVE」は技巧が最も安定しており、また音の仕上げ方もまさに直球メタルで、一般メタラーにも十分通用する出来となっています。

さて、気になるアレンジ具合ですが、まあメタルだよなあ、懐かしいなあ、って感じでした。メタル以外の何物でもないです。自分自身、メタルにハマっていた時期があり、ジューダスプリースト、モーターヘッド、ハロウィン、ソナタアークティカ、アークエネミー、スキッドロウ、アンセムなんかを好んで聞いていて、そういやその当時そんなの聞いてたよな~なんて思いながら聞きました。メタルなんて久しぶりだなあ。それも超直球のメタル!クラシカルな早弾き、ツーバス、忙しない曲展開、あっさりした曲の収束のさせ方など、どこを切ってもメタル、メタル、メタル。もう鋼鉄成分しかないです。
元々メタルが大好きで、ゲーム音楽もまあ結構好き、という人ならまず間違いなく楽しめるアルバム。しかし逆はどうだろうか、と。
聞く側がゲーム音楽とメタル、どちらに比重を置くかで評価が変わってくる気がします。
ちなみに基本はインストメタルです。さらに、ゲームにはあまり関係ない、海外アニメのシンプソンズと海外版ポケモン主題歌が入ってます。ボーカルはなんとソナタアークティカのトニーカッコ。懐かしいなあ。
どうせならゲーム版のシンプソンズとポケモンをメタルアレンジしてくれてたら良かったんですけどね。

私的な感想を述べるなら、どれもクラシカルフレーズで早弾きでツーバスでひたすら疾走しまくってるのはいいんですが、メロディがちょっと引っ掛かりました。原曲そのままのフレーズもありますが、ちょちょっとオリジナルなメロディを付け足してしまっているんですね。これがものすごい違和感を感じました。スピードで押し切ってますが、この俺様はごまかされねえ。この付け足された変なメロディがまさにメタルで、ゲーム音楽を深く理解していないんじゃないか、と思ってしまいます。
ひと昔前のゲーム音楽というものは「削ぎ落とし」の美学であり、そのメロディには何一つ無駄なものがありません。だからそこに新たにメロディを付け足すというのはよっぽどの上手いアレンジャーでなければ違和感を感じる出来になってしまいます。
例えば本家本元のTHE BLACK MAGESで、福井健一郎氏がアレンジした傑作アレンジ「KURAYAMINOKUMO」において、序盤はオリジナルに忠実に演奏していきながら、中盤に差し掛かったところでオリジナルにはないメロディと展開があり、これがものの見事にハマっており、この楽曲の新たな魅力を引き出すことに成功しています。これはやはり達人でなければ出来ないアレンジで、こういうアレンジの上手さがまだ「POWERGLOVE」には備わっていないかな、と感じました。押しと引きの加減というか。このままの直球メタルな方向性でずっと突き進むならそれもいいですが、私はちょっと飽きてしまうかなあ、といった感じです。

しかしこういうアルバムがアバロンレーベルから出たということは実に意義深い。つまりそれだけ需要があるということの現れだと思うので、メタルバンドの皆様にはどんどんゲームメタルアレンジをやっていってもらいたいなあ、と思います。
そしてゆくゆくは御大柴田直人氏に復活してもらいたいものです。柴田直人プロジェクト復活してくれえ。
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Category: 海外の話題(ゲームと音楽、ゲーム音楽アレンジなど)

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