07 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

唐突に金縛り体験記 

怖い話だなあ、いやだなあ、気持ち悪いなあ…。

まあ夏なんでね、恐い話がしたいわけですが、自分の体験なんて全然ない。人が体験した話はあるにはありますが、短かすぎて面白くないし、単なる気のせい、っていう域を出ていません。
あ、そうだ、火の玉見たっていうおばさんは身近にいますね。でも、身近な人から聞く恐い話って、文章にしてみるとかなりありきたりで、面白みは無いんですよね。車に正体不明の子供の手形がついてたとか、半透明な犬を見たとか…。
そうそう、ウチの祖母はガチで霊感強かったらしいです。でも母に聞いてもイヤがって教えてくれません。
ちょこっとだけ教えてくれたのは、人の死期とか大怪我をするのがたまにわかったらしい、ってこと。大怪我をする人は、体のその部分が黒く見えたらしいです。亡くなる人の場合は、顔が黒く見えた、とか。
母が子供の時、祖母が突然「あの人、大怪我するよ」と言ったそうで、で、数日後に本当に大怪我した、とか。他にも祖母は色々言っていたみたいですが、子供だった母は気持ちが悪くて、他の人に話したりはしなかったようです。詳しく聞きたいんですけど、母はマジで話すのをイヤがるので聞けないでいます。ものすっごいイヤな顔します。なんとなればブチぎれそうな勢いなのでやめときます。

さて、そんな祖母のガチ霊感を全く受け継いでいないわたくし、カシマの体験といったら金縛り。これぐらいしかないです。ただ、色々バリエーションがあるので面白いかもしれないと思ったので書きます。
この時点で「そんなの怪談じゃねえし、疲れた時に誰でもなるじゃねえか」と思った人は読み飛ばして下さい。自分自身も、金縛りは霊現象ではないと思っているので、何回かかっても全然気にしてないです。

以下は私の金縛り体験記です。結構な回数をこなしてます。これ以外にもたくさんありますが、覚えていません。

・夜、ふと目が覚めると体が動かない。耳元ではラジオのノイズみたいな音がぶわぁああ~っと鳴っている。次第にそれが人の声だと言うのがわかってくる。ごにょごにょごにょごにょ…何を言っているのかわからないが、お坊さんがお経をあげる時のような低い声が延々と続く。
不意に部屋の扉が開く音が聞こえて、人の気配がする。そして、足音はしないのに、気配だけがベッドに近づいてくる。
じっと自分を見下ろしている視線だけを感じる。それは、ただ、じっと見ている。
やがて金縛りが解けた時、部屋を見回してみると、部屋の扉は開いていなかった。人の気配も消えていた。

・目が覚めると、体が動かない。キーンと甲高い金属音のような耳鳴りがしている。
と、足元の方から足音が聞こえてくる。その足音は走っていた。そのまま自分の体の上を走り抜け、そのまま自分の頭まで通り抜けて、壁の向こうへと消えていった。この時は、不思議と恐怖は感じなかった。

・夜、ベッドの上で座りながら本を読んでいてウトウトしていたら、金縛りにあった。座ったままじゃいけない、横になって寝なきゃ、と思って目を開けたら、頭から血を流し、白い着物も真っ赤になった長髪の女がこちらに近づいてくるのを「感じた」。これはどう説明したらいいのか…つまり、実際に目で見たわけじゃなくて、頭の中にそういう映像がよぎったというか…。まるで夢を見ていたような感覚が、頭に残っていた。
血まみれの女を「感じ」て驚いた瞬間、背中に電流のようなものを感じて、一気に金縛りが解けた。
もちろん、血まみれの女なんかいなかった。

・何度も金縛りにあっていると、だんだん金縛りになる瞬間が予測出来るようになってくる。とはいえ、全部予測出来るわけじゃないけど。
ベッドに横になって目を閉じてじっとしていると、遠くの方からざわざわとノイズのようなものが聞こえてくる。「あ、金縛りがくるな」と思った次の瞬間、耳鳴りは金属音のような音に変わり、全身が動かなくなっているのだ。
何度も金縛りにあううちに、自力で解けるようになった。それ以上に、体が動かせるようになった。じゃあ金縛りじゃねえじゃん、とお思いだろうが、それは違う。体が動かないのは確かなのだが、なんというか、幽体?というのか、腕を動かす感覚を感じる、というのか…。表現が難しいが、一部分だけ幽体離脱しているような感覚と言えばいいのだろうか。腕は確かに動いていないのに、自分の手で自分の体を触る感覚を感じることが出来る、というか…。
いや、変な宗教やってるわけじゃないですよ。宇宙と一体化もしません。自分でもおかしなこと言ってるってのはわかってるけど、そう表現するしかない。
とにかく、金縛りでも動けるのは確かだが、起きて歩き回ったりとかは出来ない。

・金縛りにあうと、目を開けるのが怖いので目を開けたことはない。

・ある夜、金縛りにあった。耳元では人のしゃべり声のような、ぼそぼそとしたつぶやきが延々と続いている。何をしゃべっているのかわからない。
まあどうせいつもの金縛りだ、と思って解こうとするけど、なかなか解けない。この時は腕を動かそうとしても上手くいかない。そのうち、耳元でぼそぼそしゃべっていた声が大きくなってくる。明らかに複数の声だった。
次の瞬間、両足を思いっきり引っ張られた。体がベッドからずれるのをはっきり感じた。
びっくりした瞬間、金縛りが解けた。自分の眠っていた位置は変わっていなかったので、体が引っ張られる感覚を味わった、ということか。けど、足首を引っ張った手の感触がしばらく残ってて気持ち悪かったのを覚えている。手あとがついていた、なんてことはなかった。

・金縛りの大小をあげればキリがない。それこそ数秒の時もあれば、長い時もある。寝る度に繰り返し金縛りにあい続けて結局よく眠れなかった時もある。しかし、そのどれも共通するのは「耳鳴り」。耳鳴りの起きない金縛りは無い。その耳鳴りも種類は様々。金属音、ラジオのノイズ音、複数の人の話し声、女の人のぼそぼそ呟く声などなど。明確な言葉を聞いたことはない。一番気持ち悪かったのは、たまに爪楊枝で歯をシーハーシーハーやるオヤジいますよね、あの口の形でシャシュショシュシャ、って感じでしゃべっているような不快な音が延々とした時。しかもかなり早口。これは一回しかなかったけど本当に不快で、むかついた。早々に金縛り解いてやりましたよ。

・よく金縛りの話で聞く、誰かが上にのっかってきて顔を覗き込んでくるっていうやつ、何度も経験あります。そういう時は恐くて面倒くさいので自力で解きます。

・金縛りの解き方は、とにかく体を動かそうとすること。自分の場合は腕を動かすのだが、力で動かすのではなくて、なんというのか…肩の部分で腕を動かす感じ?と言えばいいのか…。

・金縛りにかかっている間中は、意味も無く恐怖ばかりを感じる。とにかく、恐い。何も起きていないのに恐い感覚ばかりが襲ってきて疲れるので、結局自力で解く。
しかし、金縛りがくるのが明確にわかる時もあって、そういう時は恐怖を感じない。適当に腕を動かしたりすると、簡単に解けてしまう。

・今現在住んでいる家は建て直して新しい家なのだけど、以前は建売の一軒家で、室内は暗く、湿気も多くてよくわからん虫がしょっちゅう家の中を横切るような家だった。その、以前の家で金縛りにかかることが多かった。上記の金縛りの話は、ほとんどその家での出来事。

・その、以前の家での出来事。小さい頃、夜中に部屋の扉をドンドンと叩く音が聞こえた。恐怖は感じなかったのでそのまま寝た。
次の日、家族に「きのう、部屋の扉叩いた?」と聞くと「そんなわけないだろ」と言われた。酔っ払ったオヤジが寝ぼけて叩いていたのかと思ったのだけど、そうではなかった。その音は何だったのか、いまだにわからない。

・建て直した今は、あんまり金縛りにはかからない。かかっても耳鳴りがするぐらいで、人の気配だとか足引っ張られるだとか、そういったことはほとんど起こらなくなった。建て直してすぐの頃は多少あったものの、今は平和そのもの。

というわけで、金縛りにあったところで別に、って感じです。
なお、金縛りには、疲れた時にかかるものと、霊現象によるものの二通りがあるそうです。

それでは最後に、私と同じように霊感の全く無かった祖父が、私との会話の中で何気なく言い放った最も恐い一言を、ここに書き残しておきましょう。

カシマ「ねえじいちゃん、戦争中ってやっぱり恐い話とかってあったの?」
祖父「ああ、誰もいねえとこから人の声が聞こえるとか話し声が聞こえるとかよ、そんなの、あったりめえにあったよ。だからよ、そんなの誰も気にしてなかったよ」

…つまり、戦争中は日常的に怪異が多発していた、ということです。軽い気持ちで「何か恐い話ない?」程度に聞いたカシマでしたが、全身が総毛だってしまうほど恐かったです。怪異を怪異とも思わなくなるような日常というのは、一体どういうものだったのか。怪異以上の地獄が日常であったのか。特に祖父は、日本国内ではなく、外地へ従軍していました。その時の異常な状況の一端が、この会話の中にあるように思います。
とてつもない恐さを感じるのと同時に、戦争という異常な状況を考えさせられる、非常に心に残っている言葉です。
スポンサーサイト

Category: 都市伝説

tb 0 : cm 0   

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://kashimasan.blog66.fc2.com/tb.php/869-32b44271
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)