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ゲーム音楽これを聴け!

わたしは いだいな ぶとうか。 うわさでは すでで くまを たおしたことになっておる。 しかし じつは てつのつめを つかって いたのだよ。 わっはっは。 ゲーム音楽とプログレ、ジャズロックが中心。ドールも始めました。うちのドールが勝手にツイッターで呟いたりしてますので、そちらもよろしく。

 

クーロンズゲートサウンドトラック発売記念第三回「作曲家、蓜島邦明と私」 

クーロンズゲートサウンドトラック発売記念第三回は、クーロンズゲートの音楽と効果音を全て作り上げた作曲家、蓜島邦明さんのご紹介。そしてその作品との出会いと思い出について語ろうと思います。

まず、蓜島さんのオフィシャルホームページは/こちら
それから蓜島さんのファンサイトハイシマックス
私がここで蓜島さんの経歴をずらずら書くよりは、こちらを参考にした方がわかりやすいと思い、リンクを張りました。

まずは、蓜島作品との出会いを書いていこうと思います。
蓜島作品を知るきっかけというのは人それぞれなのはもちろんですが、このクーロンズゲートから蓜島さんのファンになった、という人も多いのではないでしょうか。
筆者が「蓜島邦明」という名前を知ったのは『クーロンズゲート』でした。当時発売されたサウンドトラックは横浜で買いました。すっかりゲームにハマってしまい、ちょうど横浜中華街に行って八卦鏡を見つけて狂喜乱舞して衝動買いした帰りにサントラを買ったんで、気分はもう超級風水師。
中華街には羅盤も売ってたのですが、金の無い高校生だった私は諦めて安い八卦鏡を買って満足しておりました。羅盤は確か1万ぐらいしてたかと思います。
八卦鏡は今でも家に飾ってあります。1000円ぐらいでちょっと安っぽい作りなんですが、これがまたいい感じなんです。まさにゲームで見たあのまんまで、感動です。

家に帰ってサントラのブックレットを見て驚愕。なんと『世にも奇妙な物語』を手がけているではありませんか!!『世にも~』は当時見ていてよく知っていたんでこれはびっくり。
「クーロンズゲートの原点がそこにあるかもしれない」
そう思い『世にも奇妙な物語』のサントラをあわてて買いに走るも、その時は既に廃盤。中古ショップをはしごするも見つからず断念。しかし中古ショップをめぐる中で同じく蓜島さんの作品である『NIGHT HEAD』を発見してその音楽にハマりました。

『NIGHT HEAD』はサントラだけではなく、豊川悦司と武田真治によるテレビ番組、そしてその映画と、原作者の飯田譲治による小説を全て見るぐらいハマりました。後にアニメで『NIGHT HEAD GENESIS』というのをやりましたが、音楽が蓜島さんではなかったのでこれは見ませんでした。
PSでも『NIGHT HEAD THE LABYLINTH』っていうゲームが出ました。クソゲーとして認識されてますが、ナイトヘッドが好きなら楽しめると思います。
『NIGHT HEAD』はすっげえ暗いお話なんで、あんまりオススメはしません。私は当時CLAMPのTOKYOバビロンとかにハマってて、ああいう暗~い感じのストーリーは大好きだったんで、割とすんなりハマった感じです。あと楠桂のホラーマンガとかも好きでよく見てました。
『NIGHT HEAD』のサントラはiTunesで配信してます。蓜島さんの手がけたテレビ版と映画版両方あるんで、気になったらぜひどうぞ。蓜島さんの楽曲はあんまりネット配信されないので、結構貴重かもしれませんね。

その後、大学に通うようになって、大学近くのレンタルショップでようやく『世にも奇妙な物語』のCDを見つけてレンタルしました。メインテーマの「ガラモンソング」と、タモリが出てきて語る場面で流れる「ストーリーテラー」はもちろん大好きですが、個人的には「猿の手さま」「ゲームソフト」「インナカバデラ」が好きです。
『世にも~』はその後に復刻したんで、今は手に入りやすくなっていますね。初期の頃のCDも今はネット時代なんで手にいれるのは容易ですね。初期盤はブックレットの中身もジャケットも違いますが、収録曲に違いは無いです。

こうして『クーロンズゲート』『世にも~』『NIGHT HEAD』ですっかり蓜島さんのファンになった私は「こうなりゃ蓜島作品片っ端から集めてやろう!」と思い立ち、蒐集に走ることになります。
それどころか蓜島さんが担当しているからこの番組見てみよう、とさえ思うようになりました。そうしてまず知った作品がラジオドラマ『悪霊狩り~GHOST HUNT』のサウンドトラックでした。
ホラーものでありながらも、ノリの良い奇妙なサウンドにすっかりほれ込んでしまいましたが、ところがこの作品自体にはハマりませんでした。あくまで音楽のみが好きな作品です。

それからレンタルビデオ屋(ビデオ、ってのが古いですなあ…)で偶然面白そうだな、と思って借りた『BLACK OUT』を見てびっくり。なんとこれも蓜島さんじゃあないですか!!
「きてる…運がきてるぜ!」
そう、私は既に探さずとも蓜島作品を引き寄せる体になっていたのです。
そしてもちろんサントラを探しましたが、『BLACK OUT』はその当時はサントラ化していませんでした。放送後の1999年にようやくサントラ化されました。もちろん即行で買いました。が、微妙にタイトル曲が放送時とちょっと違うアレンジになってて、ちょっと残念でした。このサントラは今やプレミアついてて高額ですね。
この『BLACK OUT』は椎名桔平と山本未来夫妻が出演しているドラマで、昔の『怪奇大作戦』みたいな科学犯罪もののテレビドラマ。同じ時期に放送されていた『X-FILE』と似ている、ということで当時は「パクり」との批判がありました。
しかしながら、単に科学犯罪を扱っているのではなく、先の未来を見越して「この最新技術がもしかしたら将来こういう犯罪に使われるかもしれない」というドラマになっていたのが見事でした。毎回のオープニングで「1999年、すでに…」というナレーションが流れるのが印象に残っています。
深夜帯で放送されていたので知っている人もあまりいないと思いますが、非常に面白いドラマなので興味ある人は是非。といってもDVD、BD化されておらず、中古ビデオを買うぐらいしか見る手段が無いという…。DVDでも出て欲しいですねえ。
原作は渡辺浩弐。小説版は幻冬舎文庫で出ているので興味ある方はどうぞ。同じく渡辺浩弐さんのゲームキッズシリーズも非常に面白いのであわせてどうぞ。

それから、深夜のテレビアニメ『マスターキートン』というのを蓜島さんがてがける、ということで夜中まで起きてて見まして、あのOPで「おおお、こうきたか!!」とのけぞりましたね。もちろん、マスターキートンのサントラは予約して即行で買いました。作品にもハマってコミック全巻買って読みましたね。
なにやら著作権の絡みで裁判になったらしくて最近までコミックとアニメDVDが手に入らない状態だったようですが、解決したみたいでコミックも無事新装版で発売されましたね。現在ではコミックの完全版とアニメのブルーレイボックス、海外盤ですがDVDボックスが発売されているみたいです。

他に蓜島さんが音楽を担当してるから見た、という作品は深夜アニメの『勝負師伝説哲也』。
これ、原作も知らず、全然興味が無かったんですが、見てみると非常に面白くてハマってしまいました。PS2のゲームもやりましたし(もちろん蓜島さんの音楽がふんだんに使われています)、アニメは全話みて、コミックは途中まで見ました。原作コミックの方はなんか途中からギャグマンガっぽい変なノリになっちゃってあんまり面白くなくなっちゃったんで。

アニメの『ガサラキ』はボトムズの高橋良輔監督作品だったんで見ました。まさか蓜島さんを起用するとは思ってもみなかったです。ダグラム、ガリアンで冬木透、ボトムズ、レイズナーで乾裕樹という渋い作曲家を起用していたので。
しかし見てみると、「なるほど、蓜島さんか…」と納得。この作品自体、ロボットと能を題材にしているという非常に画期的な作品だったので、そういう独特な作品にはやはり蓜島さんだな、と。上手く画面にもハマってましたし、これも私はハマりました。DVD買うほどではなかったですけど。

深夜アニメの『ブルージェンダー』もたまたま見たら蓜島さんでしたが、もう驚きませんでした。だって私は蓜島作品をひきつける体になっているのですから(笑)。というより、アニメを見ていて「これ、蓜島さんじゃね?」とわかるようにすらなっていたのです。
『ブルージェンダー』は蓜島さんには珍しく、サントラ盤が三枚も出たという作品。アニメの方も全部見てハマりましたね。ややグロいシーンがあり、深夜アニメならではのハードな描写も面白かったです。一昔前は深夜アニメってとんがった作品が多かったんですよ。今はそういうの全然ないですけど。蓜島作品ではないですが、『serial experiments lain』とか『トライガン』とか好きでしたね。

で、映画の『スプリガン』やら『催眠』やら、テレビの『RUN=DIM』やらを見ましたけど、どれもハマらず、音楽だけにハマる、というのがずっと続きます。さらに2000年代に入ってからは作品に恵まれていないのか、蓜島さんの音楽自体にもハマらない、という作品がちらほら出てきてしまいました。なので所有していないサントラもいくつかあります。

蓜島さんって、良くも悪くも作品の出来に左右される作曲家だと思います。つまり元がダメなら音楽もその通りダメ、という。それだけ作品にあわせた音楽を作った結果なんだと思いますけど。
やっぱり作曲家がその作品に心底ハマっていかないと、良いものが出てこないってことなんじゃないかな、と思います。つまり正直なんでしょうね、蓜島さんって。誤魔化さないというか。
音楽を聴いて「あれ、蓜島さんなのにこれダメだな…」と思うと、やっぱりその作品もダメですからね。ダメ、というか新しさがない、と言ってもいいのかもしれませんけど。
まあこれは人それぞれの好みにもよりますんで、どの作品が、とは言いませんが。

いや、もしかしたら蓜島さん、行き詰ってしまったんだろうか…?などと心配していたところに発表されたのが、あの『SIREN2』でした。ゲームの方は完璧にやり倒すほどハマりまして、当然サントラも購入しました。久々に蓜島さん復活!という感じでしたね。
そりゃあ『世にも~』当時のあの怪しげでチープな感じとはだいぶ作風も変化しましたが、その独特の場の形成の仕方はまさに蓜島邦明氏ならでは。クーロンファンとしても、あの独特の湿度のある雰囲気が戻ってきて非常に嬉しかったのを覚えています。
映画の方はクソもいいところでしたがね!(笑)。映画の方も音楽はまあまあ良かったですけど、サントラは買ってないです。

で、現在に至ります。サントラ化されてない作品も結構あってファンとしてはそこが悩みです。

最後に、蓜島作品の中でも特に好きな作品をご紹介。

『世にも奇妙な物語』
やはりこれですね。メインテーマは日本を代表するホラーサウンドとして名高いです。


『NIGHT HEAD』
『NIGHT HEAD映画版』
陰鬱でヤバ気な雰囲気がたまらないナイトヘッドは、映画版はトリップ感増量してさらにヤバいサウンドになってます。
↓劇場版。ちょっとショッキングな映像です。


『クーロンズゲート』
言わずもがな、ですね。


『悪霊狩り~GHOST HUNT』
謎の「やぁっ!」という掛け声が奇妙な雰囲気をかもし出す「ポルゲシュタット」「GHOST HUNT」が聴き所。

『BLACK OUT』
テルミンの不可思議な音色とノイズ系のギターがゴリゴリ脳の裏を削りとるような、アブないサウンドがたまりません。

『勝負師伝説哲也』
場末感がたまらない(笑)
蓜島さん作曲ではないですが、和田アキ子のオープニングソング「REACH OUT」がかっこいいですね。
↓ナレーションが陰陽師!!


『MASTER KEATON』
バグパイプを取り入れたOPテーマが最高。
↓これ、深夜に見て感動して泣きました。


『ガサラキ』
能とテクノミュージックを融合させたサウンドが魅力。

『ブルージェンダー』
インダストリアル・ロックな硬質のサウンドが魅力。無機質な音が良いですね。
↓映像が全然無関係ですが、ブルージェンダーのサントラの2枚目から。


『デビルマン伝説』
これは永井豪作品のイメージサウンドトラックとデビルマンのCDドラマが収録されたもの。バイオレンス・ジャックをイメージした「jack holic」が、蓜島さんには非常に珍しいギターサウンドが熱いロックな作品に仕上がっていて面白いです。

『スプリガン』
ぶっ壊れたオケサウンドが全開で、聴いててちょっと暑苦しいですがお気に入り。なんといってもSajuの歌う主題歌「Jing Ling」につきますね。


『Sh15uya』
メインテーマが、久しぶりの怪しさ全開の蓜島サウンド。
↓音楽だけってのは無かったんで、映像と一緒に。


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Category: 九龍風水傳

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